[PR] ジュエリー
ADMIN TITLE LIST
Phantasmal Night.(幻夜)

saigyou




花見んと群れつつ人の来るのみぞ





あたら桜のとがにはありける







                          西行 詠







『西行桜』(by大辞林)
能の一。四番目物。世阿弥作。
大勢の花見客のため閑居の楽しみを妨げられた庵室の西行は、それが花の咎(とが)であると歌に詠む。
やがて、桜の精が現れ、西行の歌に反論して桜の名所を語り、ともに春宵(しゆんしよう)の興趣を楽しむ。

『西行桜』(by大辞泉)
謡曲。三・四番目物。世阿弥作。
庵(いおり)へ桜を見に集まる人々を嫌う西行の詠歌を桜の精が非難し、春の宵を惜しみつつ舞をまう。


昨日の辞書ネタに関係しますが、上の二社の解釈。
ね?やっぱり『大辞林』の方がふくよかな趣があると思いませんか?
(大辞泉、要約しすぎだよそれっ!!)


さて、ここ数日の催花雨(花の咲くのを促すように降る雨)に、ますます桜の開花が待ち遠しい今日この頃ですが皆様如何お過ごしでしょう。

そんな雨の気配に包まれながら、本日のはこの『西行桜』についてうつらうつらと思考を巡らせて夜更かししている次第です。

お邪魔させて頂いた参考文献サイト様はコチラ。


西行桜「曲の梗概(こうがい)」
(※こちら大元のサイト様がよく解らなくて直飛びとなってます;)

『拾遺都名所図会』データベース
拾遺都名所図会 『西行桜

んで、今夜の一枚は、そのイメージで描いてみたもの。
(こんな汚い下絵でスミマセン;)

※注:実際この物語の桜の精は、かなりジジイ老翁なのですが、アタシの妄想辞書で変換したらこうなりました。

☆想定場面・・・
西行がみた夢境。
老桜の精が現れ、「花見の友達は望ましくない」と詠んだ西行の歌を詠じて、「厭わしいと思うのも人の心であり、非情無心の草木に咎はない」と諭す。
老桜の精は西行の誦経を聞き、伝法の恵みに浴したことを感謝しつつ、都の桜の名所づくしを謳いあげ、春の夜のひとときを惜しみ、閑寂なる舞を寂び寂びと舞う。。。


うーーん、かくも趣深く美しいシーンだなぁ。
いやしかし、ついウットリした余韻で絵を描きたくなったりするから、こうしてブログ更新にいちいち時間がかかって仕方がないんだよな;

まぁでも、たぶんこれはこのまま筆が進むことはないと思われます。
色...塗れたらいいなぁとは思いますが、そんな腕は持ち合わせてないよ、きっと。

さてさて、それでは本日の妄想はこれくらいにしておきましょう。
おやすみなさ〜い♪


オマケ;
本日ボツになった記事タイトル。
Noh play [dance].(→能)って。。。
いや、そのまんま確かにそうなんだけどさーー;
くぅーーー、なんて情緒の欠片もないーっ!!




Youko_Rakushun


When I do not go well.(上手くいかない時)



なんだか色々と上手く事が運ばない時がある。
今はまさにそんなカンジ:

こういうときは絵もちっともダメダメで更に落ちるなぁ。

何を描いても全然上手く行かない。
それでも取りあえず手当たり次第描いてみる。
こないだからの尚隆絵や、ゴスロリ?の絵、デッサン練習に描いた女の子絵と散々描き散らしたものの、どれもちっともダメで中途半端に投げ出す。

そして最後の手段...ってことでずっと停滞していた陽子と楽俊の絵に手を付けて、これだけは結構興に乗ってようよう完成しましたー。ヨカッタ♪
これも怪我の功名ってヤツですねww


さてさて、こういうときの過ごし方...というか別に落ち込んでなくても良くやることだが、辞書をぼーーーーっっと眺める(読む)というナイスな手段がある。

これがホント実に愉しいのですよ。
辞書に関しては結構出費出来る派なんで、当時(8年位前)4万円程を投げ打ってSONYの電子辞書購入し、今でも大活躍している。

しかしこれは手っ取り早く調べられるという点では実に便利なのだが、ただぼーーーっと眺めるに至っては、やはり紙媒体が一番宜しい。

そしてこの紙媒体の辞書購入に当たっては、会社の昼休みに数日間隣の書店へ通い詰め、『大辞林』・『広辞苑』・『大辞泉』を余すとこなく吟味した。

結果、『大辞林』をチョイス。
さすがに記された同語彙の解釈の違いをいちいち調べてはいないが、アタシの眼鏡に適った理由としては、とにかく付録ページが(アタシ的に)充実していたこと。
そして言葉の意味は勿論、関連する詩歌や短歌などの引用が豊富であったことだ。

まぁこれはもう数年前の話なんで、現在は他の辞書も変わっているのやも知れないが、ネットの辞書などで数社の解釈を見比べても、(一概には言えないが)やっぱり大辞林の解釈や表現の方がアタシは好き♪

って事で、辞書をぼぉーーーっと眺めていたワケですが、もう素敵な言葉がどんどこ飛び込んできてウットリ〜〜ww
あぁ、日本語ってやっぱり美しい!

そんなひと時の中で、本日気に入った言葉は『朶雲』(だうん)

『朶』(だ)とは〔接尾〕助数詞。

1 枝についている花ぶさを数えるのに用いる。「万―の桜」
2 雲や山など、かたまりになっているものを数えるのに用いる。


『朶雲』(だうん)とは、
《唐の韋陟(いちよく)は五色に彩られた書簡箋を常用し、本文は侍妾に書かせ、署名だけを自分でして、みずから「陟の字はまるで五朶雲(垂れ下がった五色の雲)のようだ」と言ったという「唐書」韋陟伝の故事から》他人を敬って、その手紙をいう語。

あとこれも。

『桜雲』(おううん)
桜の花がたくさん咲いて雲のようにみえること。花の雲。


あーーーなんて心にストンと沁み込むのだろう。。。
まるで干からびた土壌に水を注されたよう。
美しい言葉とは、しっとりと心を潤してくれるものだ。

そしてこんなにも美しい言葉に浸り、うっとりとした余韻のままに陽子のイラストに臨んだら、なんだかスルッ〜と描けました。

悠久を受け継がれる様々な「コトノハ」には、なんだかとても不思議な癒し効果があるようです♪








| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2006 **#CSU** #Cynical Strawberry Underground, All rights reserved.
無料ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ 転職