Depth of eroticism.≪エロティシズムの深遠≫

■2005.7.29/gooお絵かきツールにて描画。
とても気になるものと出合ってしまった。
なんだか分からないけど、とにかくとっても心惹かれてしまう。。。
そんな時は、その衝撃を忘れずに、ひっそりと心の隅に住まわせておくのがいい。
そうしたら、すぐに大きな収穫はなくても、ふとしたきっかけで突然に急接近してきたりするものだ。
そんな不思議な符号を痛感した出来事。。。
始まりはとあるテレビ番組。
先ほど年譜を確認したら"1989―昭和64年/平成元年11月/日本テレビ「11PM」特集
<人形たちのあやしい夜>に出演。"
とあるので、たぶんコレで初めて見た人形作家(役者でもある)「四谷シモン」。
アタシは一目で、彼の手によって創り出される人形に、心を奪われた。
しかしその後長らく、彼との接点はなかった。。。
長じて、「澁澤龍彦」の本をしばしば読むようになる。
博覧強記な彼の手による、緻密で洒脱な筆致に心惹かれた。
またある日、雑誌のコラムだか小説だかの挿絵の「金子國義」の絵に一目惚れ。
すぐに図書館で彼の画集を借り、ウットリと眺めた。
そこに描かれた少女達に潜む、無垢と猥雑なエロティシズムに引き寄せられた。
この時点で、これ等のマイ・フェイバリットには何の関係もないはずだった。
時は流れて、2000年6月。
旅先の湯布院を散策中、目に止まった一枚のポスターによって、全ての符号が一致することになる。
それはとあるギャラリーの壁に貼られた「四谷シモン−人形愛 大分展」の貼り紙。
場所は大分市美術館である。
あぁ、これこそ昔アタシが一瞬にして心惹かれた人形だ!
これはもう運命の出会いじゃないか!!
そのあまりの狂喜に、「それじゃ見に行く?」と連れの有難い一言のお陰で、アタシは運命の人形達と直に対面する好機を得た。
そうして訪れた大分美術館。
心の奥でずっと思い続けた人形達との逢瀬の中で、「天使―澁澤龍彦に捧ぐ」と銘打たれた人形を発見。
「ん!?澁澤龍彦ってあの作家の?えっ??ナンデ???」
と思いつつ、後半彼の経歴や資料を見て二人の篤い交流を知る。
そしてなんと、先の金子國義とも親交が深いらしい事も。。。
ついでに「寺山修司の天井桟敷と状況劇場が 乱闘騒ぎ」等の記事もあることだ。
(寺山修司も好き♪)
なんだかアタシの心惹かれるもの達が一気に縒り集まって、目の前で太い綱が編まれたようだ。。。
好きなものってやっぱり、どこか共通する匂いみたいなものがあるんだな〜。
「We are Freak Magnets!」
ほらね…ホント、そう!!
10年経って巡り会えた…それは摩訶不思議なミレニアムであった。
そんな想い出を巡らせつつ、ついでにお絵かきブログって方向性も付けちゃったので…。
愛するシモンの人形を、かなり思い入れを込めて描いてみました。